11月15日、来春のNHK朝ドラ「エール」開始に先立ち開催された「朝ドラが福島にもたらす大きな波及効果」の講演会は、約320名の皆様にご参加を頂きました。非常に多岐にわたる業種の方々や一般の方々からお申し込みを頂き、当初予定していた会場では収容し切れず、急遽広い会場へ変更しての開催となり、『連続テレビ小説エール』への福島市民の皆さんの関心の高さが伺えました。
講演会の記事は福島の「福島民報」「福島民友」地方紙2社ともに大きく取り上げられました。NHK広報展開プロデューサーの川口俊介様はじめ、3名の講師の方のお話を伺って、放送開始を心待ちにされている方も多い事と思います。
5,000曲もの作曲をした古関裕而氏は、朝ドラ史上初の広範囲に関連地域が存在する人物だそうです。校歌や応援歌などの関連地域とも連携して盛り上げていけますね。
今回登壇された 『なつぞら』のサポートを行った「とかちフィルム・コミッション連絡協議会」の松田里奈様のお話では、地方ロケ時に地元の皆さんと協力しあって食事を提供したり、制作の方が希望する物件を探したりと、常に同行しておもてなしをされていたそうです。今回、カツベンや朝ドラエールのロケを福島市で行って頂けたおかげで、福島市にもロケツーリズム推進会議が立ち上がり、官民が一体となった協力体制が構築されました。今後は私たちロケツーリズム推進会議が、制作の方々に寄り添いながら進めさせて頂きます。
朝ドラ『マッサン』のモデルとなった竹鶴政孝氏の生まれ故郷である広島県竹原市の観光協会前専務理事の角南正之様のお話では、ウィスキー作りがメインの朝ドラなので、生まれ故郷の竹原市は関係ないだろうと当初は皆さん考えていたそうです。ところが、放送開始後、竹原市に大勢の観光客が押し寄せ、結果的に観光対策が後手後手になってしまったのだそうです。
講師お三方ともに、朝ドラの関連地域は間違いなく観光客はうなぎのぼりで増えると仰っていました。来年4月以降は福島に来て下さるお客様が大幅に増えることは間違いありません。ロケツーリズム推進会議でもお客様が楽しんでいただける受け皿づくりを現在進行形で行っておりますが、福島のみなさんお一人お一人のお力添えなくしては成功しませんので、ぜひとも一緒に朝ドラを盛り上げていきましょう!
どうぞよろしくお願い致します。